YAMAHA・DT250は私にとっての永遠のヒーロー【初めて購入したバイクの体験談】

私が初めてオートバイを購入したのは昭和の終わりの頃でした。小さい頃からずっと兄の背中が追い続けてきた私は、兄がずっと乗り回していたオートバイにとても魅力を感じていました。また、小学生の頃、仮面ライダーという子ども向けのドラマが非常に流行ったこともあり、その中で仮面ライダーがオートバイを乗り回していた姿がとても印象的で格好良く思えていました。さらに、ワイルドセブンというドラマでも7人の男達が、HONDAのホンダドリームCB750を乗りこなして悪を粉砕するストーリーに心打たれました。
このように、幼少期にテレビドラマに感化され、また、兄のオートバイにも啓発された私は、大きくなったら自分も絶対にオートバイを買って乗るんだと心に誓ったのでした。
ただ、私が乗りたいと夢に描いていたオートバイは、仮面ライダーやワイルドセブンのものとは全く正反対で、いわゆるモトクロッサーでした。舗装された路面を走るより、ワイルドに荒れ果てた地面を走ることに憧れていたのです。
さて、そんな私が初めて買ったオートバイとは、YAMAHAのDT250という車種でした。タンクが黄色でとても可愛い、そしてとても格好いいオートバイでした。もちろんモトクロッサーです。
このオートバイの特徴は、ダッシュ力が非常にあるということでした。スタートダッシュだけなら同じ排気量の他の車種には絶対に負けない自信がありました。よくシグナルレースといって、複数車線がある道路の交差点で、信号が赤から青に変わった瞬間にスタートダッシュをかけるということを当時よくやって楽しんでいました。私はこれで負けたことがありませんでした。とにかくダッシュ力にかけてはピカイチのオートバイだったと思います。
また、車体が非常に軽く、簡単に前輪を浮かせて走行するウィリーができました。私はよく道路でウィリーをやって、通りすがりの人たちを楽しませていたものです。今の時代にこんなことをやったら警察に見つかって大変だったでしょう。しかし、私の時代はのんびりしていたのでしょう。一度もおとがめを受けることがありませんでした。
このオートバイで唯一困ったのはケッチンでした。つまりキックをしたあと、それが跳ね返ってきてふくらはぎを直撃するのです。これはとにかく痛かったです。特に冬場の時期はケッチンの痛さが身にしみました。
これが私のはじめてのオートバイでした。大体5年ほど乗った頃、エンジンの故障で修理するか買い換えるかで悩んだのですが、泣く泣く愛車を手放して下取りに出すことにしました。今でもこの愛車との別れの日のことは決して忘れません。本当に私にとって最初のオートバイであり最高の「仲間」でした。YAMAHAのDT250、それは私の永遠のヒーローでもあったのです。

(PR)バイクを高く売りたい時は無料一括査定がおすすめ

私がSR400を一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみた所、一番高い会社と一番低い会社の差が18万2000円にもなりました。

バイク比較ドットコムは最大6社から一括査定が受けられます。申込は1分で終わるのですぐに高額査定の会社が分かります。

＞＞バイク比較ドットコムの一括査定

一括査定できるバイク買取会社

(PR)貴方にとって一番良いバイク保険は？

私がバイク保険を見直そうと一括見積りをした所、同じ保障内容で保険料が35,400円⇒29,050円と6,350円も安くなりました。

保険の窓口インズウェブでは、最大５社の一括見積もりが受けられ、見積もりは無料で申込は５分ほどで終わります。

＞＞インズウェブバイク保険見積りサービス

一括見積もりできる保険会社